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2008年11月

肝っ玉母さんNY日記 Burt's Beesの生い立ち と ノリノリAC/DC!

アメリカのOLD BOY NETWARKと呼ばれる派閥社会、そしてお金がすべてという成金社会の中で、ひたむきに努力して納得いく人生をおくる素敵なアメリカ人を、これから(見つけたら)紹介します。

Bur1_2 さて、一番手。Burt's Beesって、知ってますか?ナチュラルパーソナルケア商品を扱っている会社です。今でこそ、ドラッグストアなら、どこでもみつかるBurt's Beesの蜂のワックスでできたリップバーム(唇保湿クリーム)。アルミの小さな丸い缶に入っていて、指で唇に塗るものなので男性にも人気があります。

Rb この会社、いくつものウエイトレスのアルバイトで双子を育てていた貧乏アーティストのRoxanne Quimbyさんが、フリーマーケットで蜂蜜を売るネーチャーマンBurtさんと出会うところから、始まります。

では、これからBurt's Beesのヒストリーをご紹介。

1989年     Burtさんの蜂蜜のワックスで、ROXANNEさんが蝋燭を作り近所の学校のクラフトフェアで売る。23ドルのBEEワックスの蝋燭は一日で200ドルの売り上げになった。これが、Burt’s Beesの出発点。Ba1_3 二人は、1年賃貸料150ドルという破格の小屋を蝋燭など商品を作る作業場として借りる。が、この小屋、電気もなければ、水もない、窓もない、以前の住人はねずみとリスといったおんぼろ。でもRoxanneさんたちには選択の余地もなく、ここを借りることに。窓はダンボールでなおし、暗くなったらランプを使う、このオンボロ小屋が、Burt's Beesの本社になる。ここで作られた蜂のワックスの蝋燭は、その年、200万円以上の利益を出す。

1989年       100%ナチュラル素材と仕上げの良さに彼らの蝋燭の評判は、彼らの住むメーン州からNYまで届き、ついにNYの店から何百本もの蝋燭の注文が入る。40人の従業員を雇い、廃業になったボーリング場をショップにする。

1991年          Bur3_2 年に50万本もの蝋燭を生産するような、忙しいビジネスをする中、Roxanneさんに新しいアイデアが浮かぶ。19世紀に作られた手作りパーソナルケアのレシピを元に、あの有名な蜂蜜ワックスのリップバームを作りだした。

1993年        このリップバームのおかげでビジネスは大きくなり、94年には発祥の地のメーン州からナチュラル製品が浸透するノースカロライナ州に場所を移す。この時、Burtさんは会社から離れることに。その後、世界で売られるようになる。海外で一番最初に売られたのは日本だったという。それ以降、世の中が自然志向になり、彼女たちの商品は、その質の良さからますます人々に愛され、今では世界に知られるナチュラルプライベートケア商品になった。

Ha_2 Burt's Beesは、去年、漂白剤の販売で有名なCLOROXに買収され、経営から引退したRoxanneさん。彼女は、会社を売ったお金で、Burt's Beesのルーツ、メーン州の自然の保護のため、メーン州の広大な森を所有し、自然保護に努めています。もちろん経営を引退したわけですが顧問として、いまだ会社の顔として働くRoxanneさんですが、この他にhappygreenbee.というすべてオーガニック素材のベビー子供服の会社を設立し、ここでもまた彼女の新しい挑戦が始まっています。

さて、Burtさんですが、Roxanneさんより以前に自然保護活動を熱心にしていて、自然環境の破壊により質のよい蜂蜜が作れなくなったのを危惧し、質の良い蜂蜜を作れるような環境作りのため、オーガニックな野菜、果物作りの促進に努めています。

Roxanneさん曰く、好きなことが仕事だからこそ、ここまで働くことが出来る、とのこと。好きなことを仕事にするか、しないかは、人によって違うけれど、女性にとっては、好きなことというのは重要なのかもしれないですね。

<音楽>

Ac_2 ニューアルバムを出し、今度はタイムズスクエアでコンサート。今、なんてったって熱い古株バンドは、AC/DC!新曲Rock N Roll Trainは、もうノリノリ!本当に、よく続いてるバンドです。昔、音楽雑誌でランドセルしょったヘンテコな奴がいるバンドだなー、と思って聞いたのが最初だった気がする。その時の、ノリノリが今も同じだなんて、すごいなー。制服姿で走り回ってギターを弾くアンガス・ヤング。年齢関係なく、聞いてもらいたいバンドです!

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肝っ玉母さんNY日記 オバマの大勝利 アメリカの新しい時代の幕開け

2008114日 多くのアメリカの人々が町の中心に集まってニュースを待っていました。

アメリカ東時間23時 オバマ氏が次期米大統領に選ばれる

Ob_2 オバマの勝利です!

アメリカ国中が、歓喜し、新しい大統領を祝福しました。

多くの黒人が泣きました。

Ob5_2 差別により報われない子供時代を経験した黒人のお年寄りたちは、喜びに震えていました。

差別の少ない現代社会に育ち、自分たちの将来のために投票した多くの若者たちは、ゴール到達を実感し、みんなで肩を抱き合って叫びました。

Sl_2南北戦争から143年、奴隷として移住させられた不本意な歴史を持つアメリカの黒人が、ようやく国の頂点にたつことができたのです。

Lin_3 オバマに決まった時、TVにワシントンDCのリンカーンの像が映しだされ、「あー、なんて長い道のりだったんだろう」ともらい泣き。

今まで差別と戦う著名人は、ほとんど暗殺されてきた最悪な歴史を持つアメリカ。リンカーン、ケネディ兄弟、キング牧師、マルコムX。それでも、オバマは、こうやって大統領になれました。すごい!うれしい!

Ob9_2 オバマの母親は白人です。なーんだ、純粋な黒人じゃないじゃん、と、いう人もいるかもしれません。でも、純粋でないハーフであることのほうが、もっと差別されることもあります。どちらの枠にも入れない、小さな頃から自分は自分でいなければならない。その逆境こそが、彼をここまでにしたに違いありません。苦労はしょってたてといいますが、しなくてもいい苦労なんてしないほうがいいんです。それでも、生まれながらして持つものなら、それと一緒に戦って行かなければならない。

私の子供たちも、半分白人です。そして、アメリカ人であり日本人でもあります。上手に彼らはその二つをバランスとって生きています。ヨチヨチ歩き始めた頃から、人との違いに慣らされて育ってきた彼らには、社会の中で、避けなければならないところ、戦わなければならないところ、交わらなくてはならないところが、わかっているようで、親の私も見習うところがたくさんあります。Ob99 でも、彼らがたくましく育つためには親や周りの大人の協力は必要で、オバマの場合、母親や母方の祖母や祖父が、彼をまっすぐに育てたことは間違いないでしょう。そんな、母と祖母が息子の勝利を見ずに他界してるなんて、同じ母親として悲しすぎる。特におばあちゃんは、なんと勝利の1日前に亡くなったんです。

オバマが、黒人だけでなく白人からも他の人種からも支持されてるのは、そういう彼が人種を超えたところで育ったからだと思います。

まだまだ、やればできるじゃん、アメリカ!

まだまだ、やればできるんだねアメリカの若者たち!

うちの息子は高校で、娘は中学ですが子供同士でも政治の話はしているようです。そして学校で、選挙前には子供に仮選挙みたいなことをさせたりします。こういって、子供の頃から政治を身近にして育てば、やらなくちゃいけない時になったら、できるようになるんですね。

さあ、これからです!

アメリカが変わるのを、楽しみにみていきたいと思います。

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